【動画編集のコツ】トランジションとは?種類や活用シーンを徹底解説

動画編集のコツ!トランジションとは?種類や活用シーンを徹底解説 動画編集

トランジションをマスターして、あなたの動画編集スキルをワンランク上げてみませんか?

トランジションを上手に活用することで、動画のクオリティは見違えるように変わります。

しかし、トランジションは種類が多いので、「特徴や活用シーンがわからない……」とお悩みの動画クリエイターさんも多いことでしょう。

そこで今回は、トランジションの種類や活用シーンについて詳しく解説していきます。

トランジションを使いこなすコツも合わせて紹介していますので、ぜひ最後までご覧くださいね!

トランジションとは?

トランジションとは、映像のつなぎ目を自然に見せる役割を果たすエフェクトのことです。

例えば、動画内で場面転換を行う際において、無編集では違和感のある展開になってしまいますよね。また、素材不足で上手く編集点を作れないというケースもあるでしょう。

そこでトランジションを活用することによって、違和感なく映像と映像をつなぐことができます。

違和感のない映像は視聴者にストレスを与えることなく、動画を最後まで見てもらいやすくなりますよ。

さらにトランジションには、映像の切り替わりに演出を加える効果もあります。ズームインで臨場感を出したり、映像を横にスライドさせて時間の流れを表したりなど、活用方法は様々です。

このようにトランジションを上手に使いこなすことができれば、表現の幅はグッと広がり、動画のクオリティをより一層高めることができるでしょう。

基本的なトランジション6種類と活用シーンを解説

基本的なトランジション6種類と活用シーンを解説

トランジションと言っても「ディゾルブ」「ワイプ」「スライド」など、種類は様々です。

そこでここからは、代表的なトランジションを6つ解説します。

各トランジションの違いや使い方を把握して、演出したい効果に最適なトランジションを選択できるようにしておきましょう。

ディゾルブ

ディゾルブは、前の映像が次の映像に溶け込んでいくようにして切り替わるトランジションです。

ディゾルブはトランジションの中でもよく使用される基本的な効果の1つであり、同じシーンのカットを組み合わせる際に多用されます。

動画編集をする際において、「動画の素材が足りない」「動画の画角がずれていた」というような場合でも、ディゾルブを使うことによって、自然な形で映像をつなぎ合わせることができます。

ワイプ

ワイプは前の映像を拭き取るように消し、拭き取ったところから次の映像が現れるトランジションです。

2つの映像が重なっている状態から、前の映像だけが取り除かれるようなイメージを想像してみると分かりやすいでしょう。

ワイプは映像をテンポ良く切り替える効果を演出することができるので、動画の場面転換のシーンに活用することができますよ。

スライド

スライドは、前の映像に次の映像をスライドさせるような動きで映像を切り替えるトランジションです。

シンプルな動画に何かアクセントを加えたい時に使うのが良いでしょう。

例えば、プレゼン動画や講義動画は映像に変化が少ないので単調になりがちですよね。

そういった際にスライドを活用することによって、動画の邪魔にならない程度の切り替えを演出することができるので、程よく視聴者の関心を高めることができます。

決して派手な演出ではありませんが、視聴者の途中離脱防止の効果を期待することができるでしょう。

ホワイトアウト

ホワイトアウトは、映像全体を徐々に白くしながらフェードアウトして、真っ白になったところで次の映像に切り替えるトランジションです。

映像が真っ白になることによって、一旦場面をリセットさせる効果を演出することができます。

ホワイトアウトは動画のオープニング・エンディングや回想シーンなど、はっきりと場面転換したいときに最適なトランジションと言えるでしょう。

また、画面がパッと明るくなることで、ポジティブな印象や清涼感を与える効果も。山や海といった自然の映像とも相性が良いトランジションです。

ブラックアウト(暗転)

ブラックアウトは映像が徐々に暗くなり、真っ黒にフェードアウトしたところで次の映像に切り替えるトランジションです。

ブラックアウトはダークな印象を与える効果を演出することができるので、物憂げなシーンや重苦しい雰囲気の表現にピッタリのトランジションと言えます。

また、ムーディーな場面や夜のVlog動画などで使用することによって、視聴者に映像の余韻を残すことができますよ。

ズーム

ズームは前の映像がズームアップ(拡大)した後に、ズームアウト(縮小)するタイミングで次の映像に切り替えるエフェクトです。

ズームを活用することで、映像に吸い込まれるような臨場感を演出することができます。

例えば、人物の瞳にズームインしてから全く別の映像に切り替えることで、その人が見ている世界を表現するといった使い方は映画でもよく見られるほどです。

ズームは没入感やインパクトを与えることができるので、視聴者の興味をグッと引き寄せることができますよ。

トランジションを上手に使いこなすためのコツ

トランジションを上手に使いこなすコツは、他の動画を参考にして視聴者目線をつかむことです。

トランジションは手軽に活用できる一方で、多用したり使い所を誤ってしまうと、視聴者に違和感を与えかねません。

動画に違和感が生じると、視聴者の途中離脱につながる可能性も……。

他の動画を参考にする際は、編集者としての目線・視聴者としての目線を持つことが大切です。

また、当然ですがただ動画を見ているだけでは、トランジションをマスターすることはできません。

得られた学びを自分の動画編集に反映することで、より効果的にトランジションを使えるようになるでしょう。

種類の多いトランジションですが、何度も編集を経験していくうちに、動画の内容や展開に適したトランジションをすぐ見つけ出せるようになりますよ。

動画編集ソフトによって、使えるトランジションの種類は違う

動画編集ソフトには、あらかじめ数多くの種類のトランジションが用意されています。

ただし、動画編集ソフトによって使えるトランジションの種類が異なる点には注意が必要です。

まだ動画編集についてあまり詳しくないという方には、エフェクトが豊富に入っている編集ソフトを選ぶのが良いでしょう。

万が一、使いたいトランジションがあっても、自分の編集ソフトに同じトランジションがなければ真似したい表現ができなくなってしまう恐れがあります。

一方で、エフェクトが豊富に揃っている編集ソフトなら、再現性の高い動画編集をすることができますよ。

トランジションにこだわった編集をするのであれば、エフェクトの充実度が高い編集ソフトを選んでみてくださいね。

トランジションを使いこなして、動画のクオリティを高めよう!

トランジションを使いこなして、動画のクオリティを高めよう!

トランジションを上手に使えるようになれば、あなたの動画編集スキルは格段にアップします

もちろん、動画のクオリティも見違えるように変わりますので、視聴者からの反応も良くなること間違いなしです。

本記事でご紹介したポイントを参考にぜひ、あなたの動画編集にトランジションを取り入れてみてくださいね!

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トランジションを上手に使いこなして、動画のクオリティを高めましょう!