YouTubeライブ配信を始めたいけど、配信の方法がわからないあなたへ。
ライブの配信設定から視聴者を増やすための基本的なステップまで、初心者でも分かりやすく手順を紹介します。ライブ配信の世界で、視聴者に「生放送」のワクワクを届けましょう!
YouTubeライブ配信とは?
YouTubeのライブ配信とは、YouTubeユーザーがリアルタイムで簡単に動画を配信できる機能のことを指します。
この機能を利用することで、クリエイターや事業者は視聴者にテレビの「生放送」のような体験を提供できるようになります。
YouTubeライブ配信の活用例
YouTubeライブ配信は、その手軽さとリアルタイム性から多岐にわたる分野で活用されています。
◆アーティストやミュージシャンによるライブコンサート
コロナ禍で現地に足を運べないファンでも、自宅から気軽にライブパフォーマンスを楽しむことができるようになりました。
◆教育分野
オンライン授業やセミナーの実施に利用され、視聴者はリアルタイムで質問や意見を投げかけながら学習することができます。
◆商品の紹介やレビュー、料理やDIYの実演など
様々なジャンルのコンテンツが配信されており、視聴者は自分の興味関心に合わせてチャンネルを選ぶことができます。
これらの活用例からもわかるように、YouTubeライブ配信は幅広いジャンルで使われ、その可能性は無限大と言えます。
YouTubeライブ配信の始め方
(1)GoogleアカウントとYouTubeチャンネルを作成
YouTubeライブ配信を始める前提として、まずはGoogleアカウントとYouTubeチャンネルの作成が必要となります。
Googleアカウントをお持ちでない方は、Googleの公式ホームページから「アカウントを作成」をクリックし、必要な情報を入力してアカウントを作りましょう。
次にYouTubeチャンネルを作成します。GoogleアカウントでYouTubeにログインした後、右上のアイコンをクリックし、「設定」を選んでください。その中の「新しいチャンネルを作成」を選択し、チャンネル名を入力して「作成」をクリックします。
(2)YouTubeライブ配信設定を有効にする
YouTubeライブ配信を開始するためには、設定を「有効」にする必要があります。まずはYouTubeのホーム画面右上にある自分のアイコンをクリックし、「YouTube Studio」を選択します。
次に、「設定」をクリック、「チャンネル」タブの中にある「機能のステータスと機能」を選択します。「ライブ配信」の項目を確認し、「利用可能」になっていることを確認してください。利用不可の場合、指示に従って設定を有効にします。
初めてライブ配信を行う場合は、24時間以内に確認のメールが送られてきます。設定変更後すぐには配信できないのでスケジュールに注意しましょう。また、過去90日間でガイドライン違反がないことが条件になっています。
(3)Webカメラまたはモバイルでライブ配信をスタート
ライブ配信を開始するには、Webカメラやスマホを使用します。配信の準備が整ったら「YouTube Studio」の「ライブコントロールルーム」から「配信の開始」をクリックします。
【Webカメラでの配信方法】
- 「YouTube Studio」の左側のメニューから「動画」をクリックし、「ライブ」を選択します。
- 「配信のスケジュール」をクリックし、配信の日時と詳細を設定します。
- カメラとマイクが接続されていることを確認し、「次へ」をクリックします。
- サムネイルを追加し、「配信を開始」をクリックします。
【スマホでの配信方法】
- YouTubeアプリを開き、「録画」アイコンをタップします。
- 「ライブ」を選択し、配信の詳細を入力します。
- 「次へ」をタップし、サムネイルを追加します。
- 「配信を開始」をタップします。
これらの手順に従うことで、初めてでも簡単にYouTubeライブ配信を開始することができます。
YouTubeライブ配信の注意点
(1)著作権に違反しないこと
一般的に知られている音楽や映像には著作権が存在します。これらを無許可で使用した場合、法的な問題になる可能性があります。もし自分で作った楽曲や映像でない場合は、配信中にBGMや映像を流すことは避けてください。
また、他者のライブ配信内容を勝手に引用・再生する行為も同様に違反となります。他の配信者から許諾を得ていない場合は、その配信内容を使わないようにしましょう。
(2)プライバシー設定を確認する
YouTubeライブ配信をする際には、必ずプライバシー設定を確認しましょう。設定は大きく「公開」「非公開」「限定公開」の3種類があります。
「公開」は全ての人が視聴できる設定で、一般的に最も多くの人に配信を見てもらうために使われます。
「非公開」は指定した人だけが視聴できる設定で、限られた人を対象にした配信をする際に適しています。
「限定公開」はリンクを知っている人だけが視聴できる設定なので、広く公開したいが特定の人には見られたくないという場合に有効です。
また、コメント機能を利用する場合も、誰がコメントできるかの設定も重要です。スパムコメントやネガティブな発言を防ぐために、一部のユーザーからのコメントを制限することも可能です。
ライブ配信前には、確認と設定を忘れずに行いましょう。
ライブ配信で視聴者とのエンゲージメントを高める方法
(1)チャットでのコミュニケーションを活用する
YouTubeライブ配信では、視聴者とリアルタイムでコミュニケーションを取るために、チャット機能がついています。
この機能は視聴者の反応を直接見ることができ、質問を受け付けたり意見を求めたりすることで視聴者とのエンゲージメントを高めることに繋がります。
例えば、以下のような活用法が考えられます。
Q&Aセッション | 視聴者からの質問に対応して、視聴者とのつながりを深めます |
フィードバックの収集 | チャットを用いて、視聴者の意見や感想をリアルタイムで収集します |
アンケートの実施 | 質問を出して視聴者の意見を集めることで、参加型のコンテンツを作ることができます |
適切なコミュニケーションを行うためには配信者自身がチャットルールを設定し、マナーを守ることが大切です。
(2)スーパーチャットやスーパーステッカーでファンとのつながりを深める
YouTubeライブ配信では、視聴者との結びつきを強化するために、スーパーチャットやスーパーステッカーという機能を活用することができます。
スーパーチャットは、視聴者が有料でコメントを投稿し、そのコメントが一定時間チャット上部に表示される機能です。これによって、視聴者のメッセージが目立つため、配信者とのコミュニケーションが活性化します。
一方、スーパーステッカーは、視聴者が有料でステッカー(メッセージ/アニメーション画像)を送信できる機能です。このステッカーもチャット内で目立ち、視聴者とのエンゲージメントを高める効果が期待できます。
これらの機能は、視聴者からの支援を得ると同時に、視聴者との深いつながりを形成するための強力なツールです。ライブ配信を行う際は積極的に活用しましょう。
(3)定期的な配信スケジュールを設定する
定期的な配信をすることで視聴者がいつ視聴すれば良いのかが明確になります。これは視聴者がライブ配信を見逃さないため(習慣化)に大切な要素です。
次に、高まった期待感が視聴者と配信者とのつながりを深め、より一層コミュニケーションを活発にします。
また、定期配信を通じてつくられる安定感は、チャンネルの信頼性を高め、新規フォロワーの獲得にも繋がります。
ライブ配信でチャンネルを次のステージへ!
YouTubeのライブ配信は、視聴者と深い関係性を築き、リアルタイムで情報を伝えられる強力なツールです。
ライバルと差別化した伝え方をしたい、今までと違う新しい企画を考えているという方は、ライブ配信を候補に入れて検討してみてください。
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