【発注者様向け】依頼する際に知っておきたい動画編集用語12選!

動画編集用語 動画制作

「動画編集をクリエイターさんに発注したいけど、イメージどおりの動画を作ってもらえるか心配…」と悩んでいませんか。

動画を編集したことがない…という方もご安心ください!動画編集に関する「基本的な用語」の存在を知っていれば、必要な情報を的確に伝えられるようになります。

この記事では、外注化を検討されている方向けに、発注の際のアドバイスを交え、最低限抑えておきたい基本の動画編集用語7つと、クオリティを上げたい時に知っていると役立つ6つの専門用語をご紹介します。

「動画編集の外注化に失敗したくない」という方はぜひ最後までご覧ください!

発注者が動画編集用語を知っておくべき理由

発注者が動画編集用語を知っておくべき理由は、主に下記の3つです。

  • 編集イメージをわかりやすくクリエイターさんに伝えられる
  • 理想とする動画と納品される動画のズレを事前に防げる
  • クリエイターとのコミュニケーションがスムーズになる

動画編集用語についての基礎知識があれば、「〇〇のシーンに、××のエフェクトを入れてほしい」というような、具体的なリクエストを含む発注ができるようになります

クリエイターさんに、完成形のイメージを正確に伝えることで、求めている動画を制作してもらえたり、修正指示の手間も少なくなるでしょう。

編集を行うクリエイターさん視点でも、具体的な指示をもらえた方が方向性やイメージを掴みやすく、動画を制作しやすいメリットがあります。

【発注者向け】動画編集用語12選!

動画編集用語を、「最低限知っておきたい用語」と「編集にこだわりたい方向けの用語」のグループに分けて解説します。

最低限知っておきたい用語をマスターすれば、動画の構成や訴求点の追加・変更などを簡単に依頼できるようになります。

編集にこだわりたい方向けの用語には、商品の魅せ方や動画がもたらす印象など、細部まで作り込むために必要なものを厳選しました。

まずは「こんな専門用語があるんだ!」と「用語の存在」を知ることから始めてみましょう!用語の存在さえ知っていれば、後から意味を再確認することは簡単です!

アドバイス付き!最低限知っておきたい動画編集用語

基本的な動画編集用語7つをご紹介します。

編集の基礎的な部分を知ることで、動画のテンポ感や商品・サービスの訴求方法など、動画全体の構成をスムーズに依頼できるようになったり、的確な修正指示をお願いすることができるでしょう。

カット

カットとは、撮影した動画素材の中から必要な部分だけを残して、不要な部分を削除することです。

過不足ないカットをすることで、内容が伝わりやすく、視聴者にとって見やすい動画になります。

映像のテンポが悪いと感じる場合は、冗長になりがちな部分をカットしてもらうとよいでしょう。

テロップ

テロップとは、動画で話している言葉や補足情報を、文字やイラストにして挿入するものです。

視聴者にとって、視覚的情報で内容を理解できるメリットがあります。

また、インパクトのあるテロップを挿入すれば、視聴者の興味を引くこともできるので、映像の訴求力が弱いと感じるときは、テロップのフォントカラーやサイズを工夫してもらうようクリエイターさんに伝えてみると良いでしょう。

BGM・効果音

BGM・効果音は、雰囲気を演出したり訴求ポイントをアピールしたりする際に挿入する音声のことです。

BGM・効果音は動画のイメージに関わる重要な要素とも言えます。

事前に、動画の完成イメージや雰囲気をクリエイターさんに伝えておくと、動画とBGM・効果音とのミスマッチをなくすことができるでしょう。

エフェクト

エフェクトとは、特殊効果を映像や音声に追加することです。

動画の始まり・終わり、切り替えシーンなどに使用することで、クオリティアップに繋がります。

動画に動きが足りないと感じる場合は、エフェクトを追加してもらうように依頼するのがおすすめです。

エフェクトで動画に抑揚を付けることで、視聴者を飽きさせずに最後まで動画を見てもらえる効果を期待できるでしょう。

アスペクト比

アスペクト比は、動画画面の縦横比の割合を指すものです。

アスペクト比が合わないと見づらい動画となり、視聴者にストレスを与えかねないので、発注時には使用するプラットフォームを正確に伝えるようにしましょう。

例えば、YouTubeであれば16:9、Instagramはフィード投稿なら1:1、リール投稿なら9:16というように、各プラットフォームごとに推奨される比率は異なります。

動画を複数媒体で利用する場合は、クリエイターさんに作り分けてもらうのが良いでしょう。

アスペクト比については最適なアスペクト比と解像度は?【YouTube・SNS動画】で詳しく解説していますので、併せてご覧ください。

エンコード

エンコードとは、編集が済んだ動画データを各プラットフォームごとに最適な動画形式に変換・圧縮することです。

万が一、アップした動画が重いという場合は、正しくエンコード処理ができているかをクリエイターさんに確認してもらいましょう。

フレームレート

フレームレート

フレームレートとは、1秒間に使われる静止画のコマ数のことです。

コマ数が多いほどデータ量は増加しますが、なめらかな動きの動画を作れます。

動きが速い映像やスローモーション部分がカクカクしている場合は、フレームレートの数値をあげられるかクリエイターさんに相談してみましょう。

編集にこだわりたい方向けの動画編集用語

具体性のある指示をすることでクリエイターさんも編集がしやすくなり、イメージ通りの動画を制作することができます。

ここからは、さらに「クオリティの高い動画を作りたい!」という方に向け、動画編集用語を6つをご紹介します。

トランジション

トランジションは、カットとカットのつなぎや、シーン切り替えを違和感なく行うためのものです。

急に場面を変えると視聴者に不自然な印象を与えてしまいますが、トランジションを活用すれば、自然もしくはダイナミックな演出を表現できます。

映像にストレスを感じる場合は、つなぎ目がないことで見づらい動画になっている可能性があるので、トランジションを入れてもらうように編集依頼をしましょう。

カラーグレーディング

カラーグレーディングは、動画の世界観を作り込むために、映像の色に補正を加えるものです。

家族団欒の時間を表現するという意図で、暖色系に補正して優しい雰囲気を演出したり、ホラー系であれば暗い寒色系に補正したりするなど、感情や臨場感を表現することができます。

映像で表現したい質感や雰囲気のズレが不安な場合は、カラーグレーディングの例としてイメージに近い動画を共有して、クリエイターさんに発注すると良いでしょう。

クロマキー合成

クロマキー合成

クロマキー合成は、緑や青の単色スクリーンを背景に置いて撮影し、その部分を別の映像・画像に置き換える技術のことを言います。

例えば、人物と背景を組み合わせた映像を作りたい場合は、編集者にクロマキー合成をしたいことを伝え、必要となる撮影素材や撮影画角などのアドバイスをもらうのが良いでしょう。

モーショントラッキング

モーショントラッキングは、特定の被写体にテロップやエフェクトなどを追従させる効果をつけるものです。

よくある代表例として、人物の動きに連動するモザイクが挙げられます。

モーショントラッキングなら、車、人、環境効果やカメラの動きそのものさえもスムーズに追跡できるので、表現の幅を広げたいという方は、クリエイターさんに提案してみるのが良いでしょう。

ジェットカット

ジェットカットとは、会話の不要な間を細かくカットしてつなぎ合わせる編集のことです。

「えー」や「まぁ」など、話の途中に入る不要な言葉・時間をカットで削ることで、視聴者はテンポ良く動画を視聴することができます。

映像のちょっとした間が気になるという場合は、ジェットカットで編集をしてもらうよう、クリエイターさんに依頼しましょう。

動画編集用語をマスターして、イメージを形にしよう!

動画編集用語を用いてクリエイターさんに具体的な発注をすることで、よりイメージに近い動画に仕上がります。

今回ご紹介した用語を使って、ぜひクリエイターさんに取り入れたい手法や効果を伝えてみてくださいね!ちょっとした工夫で、動画の印象が大きく変わりますよ。

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