YouTubeアナリティクスは、チャンネルを成長させるのに欠かせない必須ツールです。
しかし、多機能であるがゆえに「アナリティクスの見方がわからない」と、お悩みのYouTube運用者の方も多いでしょう。
そこで本記事では、YouTubeアナリティクスの見方や、効果的な改善につながる分析方法を解説します。
より多くのユーザーに動画を届けて、ファン獲得を目指しましょう!
※本記事で紹介する情報は、2023年1月時点の内容です。変更となる場合もありますので、予めご了承ください。
YouTubeアナリティクスはチャンネルの成長に必要不可欠
YouTubeチャンネルを成長させるには、ユーザーニーズを分析したうえで動画を作成するのが大切です。
ユーザーが求めるコンテンツを届けることで、再生回数や登録者数の増加など、チャンネルの成長につながります。
そしてユーザーニーズの分析には、YouTubeアナリティクスの活用がおすすめです。
動画に対する視聴者の反応がデータで詳細にわかるので、あらゆる角度から分析できます。
YouTubeアナリティクスを活用して、効果的な分析・改善を行い、YouTubeチャンネルの成長を加速させましょう。
YouTubeアナリティクスの見方を解説【デバイス別】
YouTubeアナリティクスはPC・iPhone・Androidから確認できます。
YouTubeアナリティクスの見方をPC版とスマホ版に分けて解説するので、お使いのデバイスに合わせて参考にしてください。
参考:YouTube ヘルプ|YouTube アナリティクスの基本
PCからYouTubeアナリティクスを見る方法
PCからYouTubeアナリティクスを確認する手順は、下記のとおりです。
- YouTube Studioにログイン
- 左側のメニューで[アナリティクス]を選択
また動画ごとに分析する場合は、下記の操作を行いましょう。
- YouTube Studioにログイン
- 左側のメニューから[コンテンツ]を選択
- 動画にカーソルを合わせ、アナリティクスアイコンを選択
スマホから見る方法(iPhone・Android共通)
スマホからYouTubeアナリティクスを確認する手順は、下記のとおりです。
- YouTubeアプリを開く
- プロフィール写真をタップ
- [チャンネル]をタップ
- 中央のメニューで[アナリティクス]をタップ
上記操作を行うことで[すべて][動画][ショート][ライブ]の4つのタブから、レポートを見れるようになります。
YouTubeアナリティクスでわかることは?5つの項目を解説
YouTubeアナリティクスでは、具体的にどのようなことがわかるのでしょうか?
YouTubeアナリティクスの見方を知らなければ、効果的な分析・改善はできません。
これから紹介する5つの項目を押さえて、YouTubeアナリティクスを上手に活用できるようになりましょう。
参考:YouTube ヘルプ|YouTube アナリティクスの基本
概要
YouTubeアナリティクスの概要タブでは、下記のレポートを確認できます。
- 視聴回数
- 総再生時間
- チャンネル登録者数
- 推定収益
- 過去28日間の視聴回数に基づくコンテンツのランキング
- 過去48時間または60分間の動画の再生回数
- 最新のストーリーの過去 7 日間のパフォーマンス など
概要タブを見ることで、チャンネルの状況がひと目でわかります。
平均的なパフォーマンスや最新動画のパフォーマンスなどを、グラフや値で確認できるので、KPIの進捗管理にも役立てられるでしょう。
コンテンツ
YouTubeアナリティクスのコンテンツタブでは、下記の動画パフォーマンスを確認できます。
- 各コンテンツの正式な視聴回数
- 視聴者にサムネイルが表示された回数(インプレッション)
- サムネイルから動画が再生された頻度(クリック率)
- クリック率と総再生時間の関係
- 視聴者があなたのコンテンツを見つけた方法
- 動画の中でどの程度視聴者の関心を引けていたかを示すデータ など
コンテンツタブを見ることで、動画内で視聴者の心をつかんだシーンや、離脱のタイミングなどを詳しく確認できます。
コンテンツに対する視聴者の反応がわかるので、動画構成を見直す際は必ず確認しましょう。
リーチ
YouTubeアナリティクスのリーチタブでは、視聴者が自分のチャンネルを見つけた方法を確認できます。
- 視聴者が自分のコンテンツを見つけた方法
- ウェブサイトやアプリからのトラフィック
- 関連動画や概要欄からのトラフィック
- 自分の動画が含まれる再生リストからのトラフィック
- インプレッションと総再生時間の関係
- チャンネル登録者に対して送信されたベル通知の数
- 視聴者を自分のコンテンツに誘導した検索キーワード など
リーチタブは、トラフィックソース*を拡大するための施策を考える際に役立ちます。
*トラフィックソース:動画にたどり着くまでの経路
エンゲージメント
YouTubeアナリティクスのエンゲージメントタブでは、動画に対する視聴者のリアクションを確認できます。
- 総再生時間
- 平均視聴時間
- 高評価数(低評価数との比率)
- 終了画面要素のクリック率
- 動画でタグ付けした商品の中で、最も高いエンゲージメントが得られた商品 など
動画の再生時間や評価は、YouTubeのアルゴリズムに影響します。
エンゲージメントの分析を行い、ユーザーに最後まで見てもらえる動画、そして高評価を得られる動画を目指しましょう。
視聴者
YouTubeアナリティクスの視聴者タブでは、視聴者の行動や属性を確認できます。
- リピーターと新しい視聴者の数
- ユニーク視聴者数
- チャンネル登録者数
- メンバーシップのメンバー数
- 視聴者の増加につながっている動画
- 視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯
- チャンネル登録者のベル通知設定状況
- チャンネル登録者の総再生時間
- 視聴者の年齢と性別
- チャンネルの視聴者が見ている他のチャンネル・コンテンツ
- 視聴者の地域別分布
- 視聴者が利用している字幕言語の分布 など
視聴者タブは、ターゲットとしている視聴者層と実際の視聴者層とのズレを確認したり、ターゲットを決めたりする際に役立ちます。
視聴者タブを活用して、チャンネルの方向性を明確にしましょう。
YouTubeアナリティクスで分析する際に知っておきたい4つのポイント
YouTubeアナリティクスは、あらゆる角度からコンテンツを分析できる優れたツールです。
しかし、多機能であるがゆえに「何から手をつけていいかわからない」とお悩みの方も多いのではないでしょうか?
そこでここからは、YouTubeアナリティクスで分析する際に知っておきたいポイントを4つ解説します。
視聴者維持率を基に動画の構成をブラッシュアップする
視聴者維持率を見ることで、繰り返し視聴されているシーン・視聴を止められてしまったシーンなどがわかります。
「なぜ繰り返し見てもらえたのか?」「なぜ離脱されてしまったのか?」など、コンテンツの中身を分析するのに役立ちます。
視聴維持率から視聴者の動きを読み取り、動画構成・内容を見直すことで、最後まで視聴してもらえる動画を目指しましょう。
視聴者維持率の高め方について詳しく知りたい方は、下記の記事をご覧ください。
インプレッション・クリック率を分析して流入数の改善につなげる
視聴者にサムネイルが表示された回数を「インプレッション」、インプレッションに対してクリックされた割合を「クリック率」と言います。
サムネイルやタイトルがユーザーにマッチしている動画は、クリック率が高いです。
一方でクリック率が低い動画の場合、ユーザーの興味を惹きつけるサムネイルや動画タイトルに改善する必要があります。
インプレッション・クリック率を分析して、動画流入数の改善につなげましょう。
リアルタイムレポートで公開直後の動きを確認する
YouTubeのダッシュボードに表示される再生回数は、タイムラグが発生するので、正確な分析ができないケースがあります。
そんなシーンに活用できるのが、リアルタイムレポートです。
リアルタイムレポートは過去48時間および過去60分間の、チャンネルまたは特定の動画の再生回数がわかるので、動画公開直後の視聴者の反応を素早くチェックできます。
リアルタイムでの再生回数の変化を分析することで、動画投稿にベストな時間帯を知れるでしょう。
トラフィックソースから流入経路を確認する
トラフィックソースでは、視聴者がどのようにあなたの動画へ辿り着いたのかを確認できます。
サイト・検索キーワード・関連動画など、詳細に流入経路を把握できます。
トラフィックソースを分析して、視聴者があなたの動画を見つけやすい状態をつくりましょう。
YouTubeアナリティクスの見方をマスターして、チャンネルを成長に導こう!
YouTubeチャンネルを成長させるには、ユーザーの動きを把握して、改善ポイントを見つけるのが効果的です。
今回紹介した見方・分析方法を参考にぜひ、YouTubeアナリティクスを活用してみてくださいね。
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